* 強気な先物センチメントに後押しされ、XRPは3.30ドルまで急騰した。2018年に記録された史上最高値に迫っている。* 先物未決済建玉は99億8000万ドルに増加し、2021年以来の高水準となった。トレーダーは積極的にロングポジションを取っている。* アメリカでレバレッジ型ETFが開始されるとの報道を受け、大口保有者は最近、22億XRP以上を蓄積した。現在、XRPは2018年に記録した史上最高値3.40ドルから4%以内の水準に迫っている。主要取引所における先物建玉は99億8000万ドル(約1兆4972億円)に急増した。過去24時間では26%増加している。これは2021年以来の高水準だ。資金調達率は依然として高い水準にあり、下位の時間足では価格が過熱しているにもかかわらず、トレーダーが積極的にロングポジションを取っていることを示している。建玉とは、未決済の先物取引の数を指す。価格の上昇と建玉の上昇が同時に起きた場合、強気のセンチメントとさらなる上昇への期待のサインとなることが多い。WhaleTraceのオンチェーンデータによると、大口保有者は過去2週間で22億XRP以上を蓄積している。こうした動きの一部は、アメリカでレバレッジ型ETFが始まるとのニュースと同時に起きている。グレイスケール(Grayscale)も自社のデジタル・ラージ・キャップ・ファンド(Digital Large Cap Fund)にXRPを組み入れることを確認している。CoinDesk Analyticsによると、トレーダーは現在、3.50ドルから3.84ドルの価格帯を次のレジスタンスゾーンとして注視しており、テクニカル指標は買われ過ぎのサインを出している。4時間足チャートのRSIは15日以来80を上回っている。これは通常、短期的な息切れの兆候だが、出来高に支えられたブレイクアウトは依然として継続している。|翻訳・編集:林理南 |画像:Minku Kang/Unsplash+ |原文:XRP Nears Record High of $3.40 as Futures Open Interest Hits $10B
XRP、史上最高値の3.40ドルに迫る──先物未決済建玉は約100億ドル | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
現在、XRPは2018年に記録した史上最高値3.40ドルから4%以内の水準に迫っている。
主要取引所における先物建玉は99億8000万ドル(約1兆4972億円)に急増した。過去24時間では26%増加している。これは2021年以来の高水準だ。資金調達率は依然として高い水準にあり、下位の時間足では価格が過熱しているにもかかわらず、トレーダーが積極的にロングポジションを取っていることを示している。
建玉とは、未決済の先物取引の数を指す。価格の上昇と建玉の上昇が同時に起きた場合、強気のセンチメントとさらなる上昇への期待のサインとなることが多い。
WhaleTraceのオンチェーンデータによると、大口保有者は過去2週間で22億XRP以上を蓄積している。
こうした動きの一部は、アメリカでレバレッジ型ETFが始まるとのニュースと同時に起きている。グレイスケール(Grayscale)も自社のデジタル・ラージ・キャップ・ファンド(Digital Large Cap Fund)にXRPを組み入れることを確認している。
CoinDesk Analyticsによると、トレーダーは現在、3.50ドルから3.84ドルの価格帯を次のレジスタンスゾーンとして注視しており、テクニカル指標は買われ過ぎのサインを出している。
4時間足チャートのRSIは15日以来80を上回っている。これは通常、短期的な息切れの兆候だが、出来高に支えられたブレイクアウトは依然として継続している。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Minku Kang/Unsplash+
|原文:XRP Nears Record High of $3.40 as Futures Open Interest Hits $10B